人と同じことはしない、が原則。
「人がしていないことを、する。すでに誰かがしていることは、しない」
これは、私が創業以来からずっと大切にし続けているモットーです。
紆余曲折を経ながらも、石川県内で唯一、全国でもまだ珍しい
“自社工場で断熱パネルカットを行うメーカー”として、
今もその第一線を走っていますが、
ただ、原点に立ち返れば、単にモノを売る仕事として
始めたわけではありません。
「地域の工務店や設計事務所が抱えている悩みをサポートしたい」
という想いで、ひとやまちが抱えている課題を解決していくこと。
そして、地域に根差す“ナンバーワン”、“オンリーワン”になろうと
思ったのが、今に至るきっかけです。
求められる前に、進化し続けていく。
ただ、今を生きるわたしたちの時代背景は、ものすごいスピードで様変わりをしています。
これからの3年後、5年後、10年後と、いくつものスパンで将来を見据えてみても、
建設業界の後継者不足や少子高齢化社会、地球温暖化など、
いくつもの課題が、複雑に絡み合いながら山積している。
そういった時代の流れを受けて、わたしたちも絶えず変化をしていかなければなりません。
例えば、工場でのパネル加工を例にとると、
今までの切り方をどう変えれば、ゴミの削減につながるのか、
また、出てしまったゴミをどう再利用すれば、もう一度断熱材に生まれ変わるのか、
このように、問題に対して、自分たちなりの問いと答えを探っていくこと。
それが、これから何より大切になってくると考えています。
ひとを感動させる、モノづくり。
断熱パネルは、家が建ってしまえば、もう誰も目にすることはありません。
しかし、「この家、暖かいな。過ごしやすいな」そうやって体感することができるのは、
まぎれもなく、わたしたちが手掛ける断熱パネルの存在があるからこそ。
目にはみえなくても、たしかに体感できる。
単なるモノとしての存在を越えた、作り手の思い入れや情熱が込められた価値こそが、
ひとを感動させる“モノづくりの醍醐味”だと思っています。
どう感動させられるのか?どう伝えていくのか?
これまでも、これからも、変わらぬ想いを持ち続けながら、日々邁進していきたいと思います。